2021.06.01 2021.06.01
No.64 カテゴリ:システム開発,業務効率化,業務分析
業務システム構築会社の技術者に
必要な感覚とは
5月は決算作業等でバタバタしてブログをお休みしていました。
1ケ月ぶりのブログです。
とは言え、書けるのは業務システムの事だけなのですが...
どうすれば、お客様の業務効率が上がるか? を一生懸命考えていると常にぶち当たるのが、
「結局、我々システム構築側は、お客様の立場を分っていないのではないか?」と言う不安です。
お客様ユーザー部門の方々は毎日色々な作業を行いながら業務を遂行しています。
仕事は応用問題なので、何が「正解」かは その時々で変わってきます。
それを、「こうして、こうして、こうすれば効率が上がりますよ」と簡単に言うのはダメなのかもしれない と思うのです。
でも、「他者の目」で冷静に分析するのは大事です。
ですので、まずは業務の分析から入って、業務自体の棚卸を行うのが一番早くて良いのでは と思うのです。
お客様の立場を理解した上でお客様の無駄や非効率さを分析する。
これからの業務システム構築会社の技術者は、この感覚が必要なのだと思います。
田畑 幸男
株式会社スカイネット 代表取締役
日本アイ・ビー・エム株式会社のSEとして主に流通関連/医薬品関連 システム設計に従事し、その後1987年に有限会社 宙(そら)を設立。1994年に株式会社スカイネットを設立。