2020.09.01 2020.09.01
No.35
業務分析-その1
残暑厳しいですね。
コロナはいつ頃落ち着くのでしょう。
まあ、もう直ぐ残暑もコロナも落ち着いてくれるでしょう。
業務を分解してみましょう
今日は業務システムを構築する為に一番必要な業務分析に関してです。
業務分析と言うと大袈裟ですが、要は業務の分解です。
業務は、仕事の「流れ」なので、その流れを区切りの良い所で切っていくと分解できます。分解出来ると、つなぎ方でシステムの流れが出来ます。
これを長年行っているのが製造業です。
工場では、昔手作業で行っていた作業を分析・分解して整理していき、ラインを組む事で作業の効率化と無人化まで行きついています。
オフィスの事務作業では、これら分析(分解)が未だ不十分です。
属人性が強く、担当者が代わるとまるっきり違う方法で仕事をするケースが結構あります。
これでは、効率化も何もあったものではありません。
まずは、業務を行っている関係者から、仕事の「流れ」を聞き取りましょう。
意外なほど、色々な事を行っています。
それも、「流れ」と言うほど綺麗に流れる訳では無く、脈絡もない作業を都度不規則に行っている場合が結構あります。
この事を「認識」する所から始めましょう。
最終目標は業務フローを作成する事です。
でも、この最終目標に辿り着くのはまだまだですよ。
次回は、「業務分析-その2;業務フローの前に」 です。
田畑 幸男
株式会社スカイネット 代表取締役
日本アイ・ビー・エム株式会社のSEとして主に流通関連/医薬品関連 システム設計に従事し、その後1987年に有限会社 宙(そら)を設立。1994年に株式会社スカイネットを設立。