2020.07.28 2020.07.28
No.31
Faxを止めよう!
(その2)
また、感染者が増えてきました。
弊社は在宅勤務を基本としているので、そのまま在宅勤務で仕事をしています。
でも、このような状態はいつまで続くのでしょう???
ま、そんなこんなで仕事のやり方を変えていかないといけないのです。
という事で、引き続き「FAXをやめよう」です。
社内だけの問題であれば、リーダーの決断1つ で何とかなるのですが、(これは前回のブログを見て下さい)
FAXとなると、FAXを送ってくる(もしくは送る)「相手」がいます。
当然、これは「取引先」となる場合が殆どです。
取引先となると(特に得意先となると)、勝手に「FAX止めまーす」とは行きませんよね。
何らかの「メリット」が取引先側にも無いと協力が得れない事が多いと思います。
そこで、FAXを無くす事による対外的に提供できるメリットですが、以下のようなメリットが想定出来ます。
(1)FAXに代わる手段として、デジタルの仕組みを提供するという前提で
①電話代が掛からない(このご時世、微々たる金額でも「経費節減出来ます」は効きます)
②履歴・証拠が残る(送った・貰っていないが無い)
③紙の保存が不要になる(これも結構効きます)
④そのまま自社システムに取込む事が容易
⑤定期的な集計が容易になる(デジタルデータの集計が行い易い)
があります。
④⑤は、送って貰ったデータをそのまま、もしくは加工して取引先側でダウンロード出来る仕組みを提供します。
(2)デジタルの仕組みを作るのは一寸無理なので、取りあえず「メール」で という場合でも、上記①②③のメリットはあります。
これで取引先が「うん」と言ってくれれば、自社のメリットは計り知れません。
”まずはやってみましょう!”
コロナが収まった後の世界は、きっと今とは違う世界になります。
今の内から「効率化」「デジタル化」を進める事が大事です。
次回は、「過去の取引データ、使わないと勿体ないですね」 です。
田畑 幸男
株式会社スカイネット 代表取締役
日本アイ・ビー・エム株式会社のSEとして主に流通関連/医薬品関連 システム設計に従事し、その後1987年に有限会社 宙(そら)を設立。1994年に株式会社スカイネットを設立。