2020.06.16 2020.06.16
No.26
メモ帳って無くならないですよね
仕事をする上で、「メモ」は大事な作業の1つです。
私自身も社会人になった時に、先輩から「きっちりしたメモが書けるようになったら一人前」と言われました。
過不足なくポイントだけを簡潔に書く。これって結構テクニックが必要ですよね。
メモを書くのが上手い人は本当に羨ましいです。
何せ、ミミズが這いずった様な字なので自分で書いた文字が読めません。
メモ云々以前の問題なのですが、若気の至りで「私は頭の中にメモします」と屁理屈を言って紙へのメモを取らずにきました。
以前、かなり流行ったシステム手帳も持ってはいましたが殆ど使いませんでした。
今となっては、スマホに音声と色々な機器がありデジタルでのメモが出来るようになり助かっています。
でも、メモ帳に手書きで書いている人まだ多いですよね。
・とっさに書くメモ
・保存する程ではないけれど、結構必要な情報のメモ
・打ち合わせ時の議事録用のメモ
等々、やはり手書きが「便利」なのだと思います。
でも何とか「デジタル」で「メモ」を取りませんか?
その時はアナログが速くで便利ですが、後々はデジタルの方が保存や加工で便利です。
特にこれからのテレワーク時代だと、コミュケーション自体が対面からデジタル(遠隔)になって来るので、せっかくデジタルでコミュニケーションを取っているので、それを手書きのメモに落とすのは非効率だと思っています。
業務システムも実は進化しないといけないと思う部分が多々あります。
業務システムは、必要な情報を効率よく入力・保存する事が前提です。
逆に、雑多な情報は「備考」と一括りになっているケースが多いのです。
でも「雑多」な情報にも、紐づく情報、必要とされる期間、それを見せる相手 と違う分類に分けられる情報があるのです。
もっと、基幹情報以外の雑多な情報を効率よく、入力・検索出来るようにすべきです。
弊社のお客様で以前、過去の単価履歴情報を紙のノートを使っていたのを弊社のシステムに変えた時に、システムの取引情報に紐づく形で検索・表示出来るようにした結果ノートを無くす事が出来ました。
最初はノートが無くなることに抵抗されていましたが、直ぐに効率化されて喜ばれました。
やれば出来るのです。
要は、今のやり方を変更する「勇気」です。
次回は、日本の伝統文化 FAX! です。
田畑 幸男
株式会社スカイネット 代表取締役
日本アイ・ビー・エム株式会社のSEとして主に流通関連/医薬品関連 システム設計に従事し、その後1987年に有限会社 宙(そら)を設立。1994年に株式会社スカイネットを設立。