2020.4.7 2020.4.7
No.18
結局会社で仕事しています
新型コロナとの闘いは長期化しそうです。
人の命が一番大事ですが、会社の「命」も大事です。
世の中の会社を極力倒産させずに、この戦いに勝利出来ればと切に願います。
在宅勤務1か月が経過。
工夫した事とは。
弊社も在宅勤務に切り替えて1ヶ月が過ぎました。
ソフトウエア開発という仕事の性質上、在宅勤務にかなりスムーズに移行出来たと思います。
工夫した点としては、
(1)パソコン、その他仕事に必要な機器類は会社から提供する。
個人持ちはセキュリティが弱い可能性があるので会社で使用している物を使用させています。
(2)情報共有の為にクラウドサーバーのファイル共有ソフトを利用する
当然、セキュリティを掛けた上です。
(3)家の回線費用は会社が負担する
くらいの事で、
開発の仕事は事務所とほぼ同等の事ができました。
「 結局、出社。」を減らすには
でも、事務的な仕事は結局事務所に出社して行っています。
主な事としては、
①経理作業。
請求書作成や入金確認や支払等
②郵便物の受取、確認。
決算期なので役所からの郵便物も来ます。
などがあります。
お金が絡むと「家で」と言うのは確かに難しいですし、郵便物のようにアナログで送られてくるものは、どうしようも無いです。
弊社のような小さな会社ですらそうですから、中堅以上の会社の経理部や総務部と言うのは、「在宅勤務と言われても」と言うのが本音だと思います。
今回の新型コロナ対応には間に合わないかもしれませんが、今後のこのような事象に対応するという意味でも、本格的な「在宅勤務」の仕組みを構築する必要が必ず出てきます。
その時に、経理作業のような”事務所が前提の作業”を、”在宅”もしくは事務所に出る日を極力減らす形で行えるようにする必要があります。
さて、その仕組み作り(システム構築)ですが、システム開発者のの観点から言いますと、
・手作業、アナログ情報を減らす。
・チェック作業を減らす。
・セキュリティを確保する。
と言う事になります。
0-100の話では無く、
・3日掛っている作業を半日で行う事が出来れば…
・チェックだけでも家で出来れば…
・管理者が安心して管理出来れば…
これだけでもかなり「在宅勤務」に近づきます。
工夫する点はかなり明確なのです。
仕組み作りに対する知恵を出すのは弊社の役割ですので、近々対策を提示しようと頑張っています。
結局、会社で仕事しているんだよね・・・
と言う時代では無くなるのは直ぐそこです。
次回は、「結局、効率化が皆の幸せにならないと」です。
田畑 幸男
株式会社スカイネット 代表取締役
日本アイ・ビー・エム株式会社のSEとして主に流通関連/医薬品関連 システム設計に従事し、その後1987年に有限会社 宙(そら)を設立。1994年に株式会社スカイネットを設立。